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続・陶芸!【けやきの杜】
施設に実習に来られていた学生さんが、実習後に陶芸教室を開いてくれました、って話を
以前に書かせていただきました。
こんな感じで~
焼き上がりは2週間後のお楽しみということでした。
早速、作品を持ち帰り焼いていただいので、そちらをレポートします~
① 作っていただいたモノを一週間ほど乾燥
・乾燥が足りないと粘土が水分を多く含んでいる状態ですので、窯の中で水蒸気爆発を起こす原因となります。
➁ 窯詰め 素焼き
・素焼きでは800度の温度で焼きます。
植木鉢などは素焼きまでを行い販売されています。
③取り出し釉薬付け
・釉薬というのは陶器を覆っているガラス部分のことです。
➃ 本焼き
・本焼きでは温度を1230度まで上げます。
そうすることにより粘土の密度がより高くなり、釉薬がガラス化します。
➄窯出し
・1230度に達するのに約7時間、窯を開けるには少なくとも200度以下にならないと温度が高い状態で開けてしまうとモノが急激に冷え、ヒビ割れの原因となりますので、今回は温度が下がるまで18時間待ちました。
大体焼いた時間の倍の時間空ければ良いと言われていますので、今回ですと14時間空け、窯を開ければ安全と言えます。
素敵な作品がたくさん焼き上がりました!そしてまた一つけやきの杜での思い出も出来ました!
今回は教育職員免許法に規定された介護等体験で実習にこられた訳ですが、この実習をきっかけに新しい出会いが生まれたことに感謝すると共に、ボランティアで陶業教室を開いてくださり貴重な体験をプレゼントしてくれた小林さんに感謝です!!
小林さんが素敵な先生になられることを利用者さん職員一同願っています!!
京都精華大学 小林竜也さん